箴言25章20節に
私たちに配慮をうながす神様からの知恵として
「寒い日に衣を脱がせる者
ソーダの上に酢を注ぐもの
苦しむ心に向かって歌をうたう者」
同箇所別訳として
「心配している人の前で歌を歌うのは
寒い日に着物を脱ぐようであり
ソーダの上に酢を注ぐようなものだ」
という言葉があります。
3月11日以降、
日本中の音楽にたずさわる方々の多くが、
大きな悲しみと苦しみの中で
自分が歌うことの意味を
改めて考えたのではないでしょうか?
今こそ歌うのだ、
だからこそ歌うのだという覚悟と決意がなければ、
歌い続けることが出来ないほどの生活上の価値観の転換をつきつけられました。
7月のある日、
福島県南相馬の方々が避難されている
群馬県内の施設体育館で
トリニティーメンバーがディレクターをつとめる
ゴスペル星組による慰問演奏が行われました。

この日は、トリニティーの
EMI&YOSIMIがディレクター、
YuYu&MAKIKOは星組メンバーとしての参加。
主にMCを担当するEMIさんはじめ
関係者は、選曲や準備段階でいつにも増して心を砕いたはずです。
当日、
いつもと同じように
率直で、
慰めと暖かさとユーモアに満ちたEMIさんのMCと優しいディレクション、
元気いっぱいのYOSIMIさんのディレクションのもと
会場に足を運んで下さった沢山のお客様と一緒に
泣いたり笑ったり歌ったりしながら
”共に”安らいだ時間を過ごす事ができました。
歌いながら、深く歌詞をかみしめるとともに脱原発への歩みを心に刻みました。
来年3月まで、避難所として利用できるとのことでしたが、
これからも続く長い戦いを、
神様が共にいて支えてくださることを
祈りつつ信じて、歩んでいきたいと思います。
MAKIKO
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