私は成人式用に着物を仕立てました。
母親が日舞をやっていたため(今もやってる)
馴染みの呉服屋さんがいて
かなりお友達価格で仕立ててもらいました。
仕立てたにはワケがありまして、
わたくし、大きいので出来合いの着物は
着丈も袖丈も足らないのです。
仕立ててもらったら 反物の生地が15センチくらいしか
余らなくて、呉服屋さんも
「これでは巾着も作れませんね・・・」と苦笑いでした!!
「大柄の人は絶対に無地!!」との呉服屋さんのアドバイスを基に
モスグリーンの無地の着物にシルバーグリーンの帯を締め
かなり渋い成人でありました。
送迎を姉に頼み、役場(村なので役所じゃない)に行くと
「おいおい!渋いな~!!」と言いながら何故か道を開ける同級生。
まるでモーセの様に(?)人の並が割れた道を
ストーブの一番近くの特等席まで歩き、一番暖かい所で
寛ぐ事ができました(笑)
成人式の内容はあまり覚えていないけど平和な式でしたよ。
式を終え、同級生と「お祝いの会」と題した飲み会の約束を交わし
当時勤めていたスイミングと社長宅にお披露目に。
その社長宅で初めて金粉入りのお茶を出され
この浮いてる金粉は飲むべきか?飲まざるべきか?と
悩みながらも、せっかくだから飲んじゃいましょう!と飲みました(正解でした)
一度帰宅して着物を脱ぎ「お祝いの会」に駆けつけ
かわいかったあの人に髭を剃った跡があったり・・・
初恋のあの人が結婚してたり・・・
ちょっと胸の奥にチクっと痛みを感じるお祝いの会でした。
でも、久しぶりの同級生との話は尽きなくて
はしごはしごで結局みんなで朝まで語り明かしました。
若かったな~!!
今じゃ22時過ぎたあたりから完全に充電切れちゃうもんな~!!
そんな私の成人式の思い出でございます。。。
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